7月15日、人気番組【世界一受けたい授業】に、子供向けの防犯対策に力を入れている小宮信夫大正大学教授がゲスト出演されます!
専門は社会学科で犯罪心理学を専門に本もたくさん出されている専門家だそうです!
「犯罪心理学」と聞くと、何か重大犯罪の研究のように聞こえてきて、あまり身近に感じませんが、
「大事な子供が事件に巻き込まれないようする為に、大人・こどもへ防犯意識・知識をわかりやすく教えてくれる先生」
と聞くと、お子さんを持つ多くのお父さん・お母さんにとってぐっと身近に必要な知識に感じられるのではないでしょうか。
自分の子供はもちろん、地域の子供が何か事件に巻き込まれてしまうような事は絶対にあってはならないですよね。
私も小宮先生の言う、防犯対策等が気になって調べてみましたが、とても簡単にまとめられていて勉強になりました。
番組以外の小宮先生の活動や防犯対策についてなどもまとめてみましたので、皆さんも確認してみてくださいね!
小宮先生のプロフィール
出典:https://www.kensetsunews.com
小宮 信夫 (こみや のぶお)
中央大学法学部法律学科卒業・現大正大学社会学科教授
地域安全マップの考案者。
警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会座長」
文部科学省「学校と関係機関との行動連携に関する研究会委員」
子どもの安全な環境づくりアドバイザー・安全、安心まちづくりアドバイザー歴任
(東京・北海道・青森・宮城・群馬・千葉・埼玉・富山・岡山
広島・長崎・鹿児島他多数)
出版
『なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか』
『犯罪は「この場所」で起こる』
『安全・安心の環境づくり ――地域で守る・自分で守る』他、多数
テレビ番組出演
「クローズアップ現代」「世界一受けたい授業」「ひるおび!」「ニュースJAPAN」、「報道ステーション」
全国各地で講演もされています。
各県と一緒になって、犯罪から子どもを守られているまさに防犯のエキスパートですね!!
防犯対策あれこれ簡単まとめ
小宮さんのいう防犯対策を簡単にまとめてみました!
【最重要】犯罪者が犯罪をしようとする、雰囲気・機会を作らないこと!
要は「危険な場所を作らないこと」だそうです。
雰囲気=町並みだったり、大人の防犯意識。
具体的には、犯罪者にとって
入りやすい場所→簡単にこどもに近づき、簡単に逃げられる
見えにくい場所→子どもの姿が良く見えない・周りの大人が無関心
が格好の犯罪場所で、子どもにとって危険な場所だそうです!!!
例)
入りやすい場所
ガードレールや植え込みがない(犯罪者が車で簡単に近づけてしまう)
見えにくい場所
高い塀やいけがきが続く道(子供が大人から見えなくなってしまう)
入りやすく見えにくい場所
周りが見渡せてしまう畑などの一本道など
(住宅側からは遠くて子どもの様子が全く見えない)
心理的に入りやすく見えにくい場所
落書き・ポイ捨て・放置自転車など、地域が防犯に無関心な場所
逆にキレイに整備されていて、住宅側からよく、子どもが見渡せる場所は犯罪者にとって入りづらい場所となるようです。
少し考えただけでも、意外と身近にそんな場所が思い当たる方も多いのではないでしょうか?
これから夏休みに入りますし、きっちり防犯して万が一の事態に備えましょう!!
子供に向けた地域安全マップの作り方【動画付き】
続いて、小宮先生が実践されている子どもに向けて考案された
「地域安全マップ」についてです。
出典:nobukomiya.com
作成手順としては、
1、地域を子どもと回る
「入りやすい場所・見えにくい場所」を実際に探しながら「なぜそう思うか子どもの意見を聞きながら写真やビデオで撮影
2、逆に「安全な場所」を探す
例)道が見えやすい・家の前がきれいに整えられてるなど。
3、マップ(地図)を作って発表する。
(※保護者も発表を聞く)
のステップです!
保護者が独断で考える防犯マップは弱い地図になりやすい
出没した場所や気をつけよう!と書いただけの不審者マップでは「変な人」がどんな人かの判断力がつかない!
なんとなく不安な場所を書くだけ。では、子どもの危険予測能力が育たない!
こちらも、マップではなくても
「○○の店のところは危ないから近づいちゃだめだよ」など、口で一方的に子どもに伝えている方も多いのではないでしょうか?
私も十分思い当たります。。。
何よりも大切な子どもの為にも、皆さんも今一度防犯対策を勉強し直してみてはいかがでしょうか??
出典:https://www.youtube.com
7月15日「夏の防犯対策」のテーマでゲスト出演!
小宮先生の防犯対策はさすが、子どもにも向けられたものでとても分かりやすい内容になっています。
「地域安全マップ」ついてお話されるかは今のところ情報がありませんが、とても大事な授業になりそうですので、是非皆さんもご覧になってみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。